PC依存エンジニアのブログ

開発者向けにIT関連の情報をお届けしています。特にバックエンド開発者向けの内容が多めです。たまにフリーランス情報もお届けしています。

Go言語 Visual Studio Code開発環境構築

最近Go言語の開発を始めました。
少々つまづいたところもあったので、開発環境の構築を記録していきます。

なお執筆時点は2019年7月です。
環境はWindows 7 64bitなので、環境に応じて異なる個所がある可能性があります。

Go言語のインストール

以下のサイトから各OSに応じたインストーラをダウンロードします。
golang.org

インストーラの指示に従って、インストールしてください。

Goインストール
Goインストール

以下のように完了したメッセージが表示されたら、「Finish」ボタンをクリックして終了してください。

Goインストール修了
Goインストール修了

コマンドプロンプトを開き、コマンドを実行して動くことを確認します。

go version

GO確認
GO確認


Visual Studio Codeのインストール

以下のサイトからインストーラをダウンロードします。
code.visualstudio.com

こちらもインストーラの指示に従って、インストールしてください。

VisualStudioCodeインストーラ
VisualStudioCodeインストーラ

インストール完了後、コマンドプロンプト上で以下のコマンドを実行して、動くことを確認します。

code

VisualStudioCode確認
VisualStudioCode確認


拡張機能のインストール

Visual Studio Codeをに拡張機能をインストールします。
Go言語を実行するだけなら、この手順は必要ありませんが、開発するなら必須なのでやってください。
※私の環境は英語ですが、気にしないでください。(日本語パッケージが嫌いなため・・)

Visual Studio Codeの左のサイドパネルから、拡張機能をクリックして、検索欄にGoと検索してください。
そうするとおそらくトップに、Microsoft社が出しているGo言語用の拡張機能が表示されます。

Go拡張
Go拡張

こいつを「インストール」ボタンをクリックして実行してください。


依存パッケージのインストール

拡張機能から参照されるパッケージをインストールしていきます。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してください。

go get -u -v github.com/nsf/gocode
go get -u -v github.com/rogpeppe/godef
go get -u -v github.com/zmb3/gogetdoc
go get -u -v github.com/golang/lint/golint
go get -u -v github.com/lukehoban/go-outline
go get -u -v sourcegraph.com/sqs/goreturns
go get -u -v golang.org/x/tools/cmd/gorename
go get -u -v github.com/tpng/gopkgs
go get -u -v github.com/newhook/go-symbols
go get -u -v golang.org/x/tools/cmd/guru
go get -u -v github.com/cweill/gotests/...
go get github.com/derekparker/delve/cmd/dlv

インストール後、Visual Studio Codeを再起動してください。

サンプルプログラム

Visual Studio Codeの左のサイドパネルから、エクスプローラをクリック。
まだフォルダーを開いてない方は、どこか好きなところにフォルダを作成して、選択してあげてください。

エクスプローラパネルに、ファイル作成用アイコンがありますので、クリックしてファイルを作成します。
ファイル名は適当にGoPractice.goにしました。

File作成
File作成

コードは以下。

package main

import "fmt"

func main() {
	fmt.Println("Hello World!")
}

実行

Visual Studio CodeでCtrl+@でターミナルを開きましょう。
以下のように実行結果が返ってくれば成功です。

C:\Users\VSCode\GoPractice>go run GoPractice.go
Hello World!

デバッグ実行

Visual Studio Codeの左のサイドパネルから、デバッグを開いてください。

Goデバッグ設定
Goデバッグ設定

上部のデバッグドロップダウンがNo Configurationとなっているので、Add Configurationを選択します。
自動的にlaunch.jsonが作成されますので、先ほどのソースコードを開いて、デバッグ開始してください。

GOデバッグ
GOデバッグ


以上でGoの開発環境の構築は完了です。